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    アニメ・ラノベの同人小説倉庫

    □ ゼロの使い魔 □

    ZEROのつかいま五 シエスタ



    五 シエスタ

    四 キュルケ へ飛ぶ

     とつぜんの訪問者に、シエスタは眠気も醒めたようだった。
    「……ミス・ヴァリエール?」
    「開けてちょうだい」
     険のある挙動でシエスタに告げて、ルイズは勝手に押し入った。
    「ちょっと!」
     乱暴に押しのけられて、シエスタはよろめきつつも気丈に反撃する。ルイズはさっと身をかがめ、小柄を生かして機先を制し、部屋の中央に陣取った。
    「猛々しいんじゃありませんこと!? みんな、休んだばかりなんですよ」
     シエスタが小声でするどく諫言するが、ルイズはこれに構わない。
     ――いない。
     そこは下っ端メイドの相部屋で、ベッドが六つ、ところ狭しと置かれている。ランプを掲げて目をこらしてみると、ベッドの主は六人ともシエスタのような歳若い少女たちばかりだ。一人が騒ぎに身を起こし、何事かという顔でこちらを見ている。その子ですら、疲れきった顔をして、いまにもまた眠ってしまいそうだ。
     使い魔が逃げ出す先にそういくつも候補があるわけではない。ここにいなければ、あとは街か、知人の部屋か。あとはこの、むかしシエスタが使っていたというメイドの部屋くらいしか、行くあてなどないはずだった。
     だからルイズは慣れない駆け足で、ここまで急いだのだ。
     その目つき顔つきで、シエスタはなにかに感づいたらしい。
    「……才人さんなら、ここにはいませんよ」
    「だ、誰が、才人を探してるなんて言ったかしら」
    「それでは何のご用ですの? 鼻息が荒くていらっしゃるわよ。まるでおもちゃを取り上げられた子どもですね、レディシップ?」
     皮肉げに言われて、ルイズは早々に喧嘩を買いに出る。
    「うるっさいわね、口が過ぎるわよ。ずいぶん偉くおなりね、小間使い」
    「まあ」
     シエスタはどことなく楽しそうだ。
    「才人さんにフラれたんですね?」
     ずばり、と核心をつく。
    「だ、誰がよ!」
    「誤魔化さなくても。顔にかいてあります」
    「ち、違うわよ、あいつがいきなりいなくなったから、心配、そう、心配してっ」
    「やっぱり才人さんをお探しなんですね」
     と、シエスタはにんまり笑う。ルイズは屈辱に頬を赤く染めた。
    「邪魔したようね」
    「本当ですわ。今後は気をつけてくださいね。たまたまわたしがかまどの火の当番だったからよかったようなものの……だいたい、ここじゃなくて、中庭はもうのぞいたんですか? テント、張ってあったでしょ?」
    「見たわよ、とっくに」
     はじめに見たのは中庭だった。そこにいないので、よもやと思ったから、駆けつけた。
    「お友達の部屋は?」
    「それはまだ」
    「そちらを確かめるのが先じゃないんですか?」
    「こんな夜中に尋ねて回れるわけないじゃない」
    「メイドの部屋には尋ねてきたくせに」
    「メイドに何の遠慮がいるっていうのよ」
    「……なんて言い草……! あなたに使われる才人さんが、かわいそうです」
     シエスタは果敢に身分違いのメイジを睨み付けて、きっぱりと言った。
    「いいじゃないですか、夜中に一人歩きをするくらい。ミスになんの権利があって、詮索するっていうんです」
     ルイズはしらっとシエスタに言う。
    「使い魔なのよ。わたしが主君なの」
    「浮気が心配なんですか?」
     シエスタは決然と言い返す。
    「なっ……ちっ……ちがうわよ! わわわたしはただ、犬が犬のぶんざいで犬として」
    「そーやって意地を張るから、才人さんだって逃げ出しちゃうんですよ?」
    「う、うううるさいわね! だいたいあんたも余裕ぶっかましてる場合じゃないでしょ? 才人いないのよ? どっかに行ってるの。ぜ、ぜぜぜ絶対どっかをほっつき歩いてるに違いないんだから!」
    「そうですね。わたしも才人さんを探しにいかなきゃいけませんね」
    「な、なによ。余計なことしないでよ。どうしようもないバカだけど、面倒見るのもわたしの仕事なんだもん。やれやれだわ!」
    「あら! わたしだって、面倒みなくちゃ。才人さんは、わ・た・し・のご主人さまですし」
    「あんたメイドでしょ? わ・た・し・がご主人さまなの!」
    「やあだ。怒鳴ることないのに。そりゃあ、使い魔としてのご主人様はミスかもしれませんけど。心配だから、面倒見るんです。いけませんか」
    「だから余計なお世話だって言って」
    「――独り占めしないと気がすまないんですね?」
     シエスタは笑った。
     それをルイズは怒気をはらんだ目で殺す。結局彼女はシエスタに口で勝てない。
    「だいたいミス・ヴァリエールは才人さんのこと分かってなさすぎです。こんなとこになんか、才人さんが来るわけがないでしょう。たかが皿洗いメイドのところになんか、ね。なぜか、真っ先にお疑いのようですけど。なぜかね。妬いてらっしゃるのかしら?」
     ルイズとシエスタは無言で応酬していたが。
     やがてどちらともなくきびすを返した。

    *****

     先に才人を見つけたのはシエスタだった。
    「さー、いっと、さん♪」
     寝てしまったキュルケのベッドからそっと出て、才人は厨房に来ていたのだった。
     連日の昼夜逆転生活で、才人はすっかり食事にありつきそこねて、途方に暮れていた。
     キッチンの朝は早い。朝とも呼べぬ深夜から、誰かしらは働いている。何かにありつけないだろうかと、それで才人はここまで歩いてきたのだ。
    「おなかすいてませんか?」
    「あ、ああ、実は、死にそうで」
    「たいへん! すぐ準備しますね」
     嬉しそうなシエスタを見て、うっかり涙など出かける才人である。
    「……ほんとに……君ってやつはほんとにどこまでも……」
     優しい。
     こんなに朝早くから笑顔でかけまわる彼女こそ天使というか妖精というか、聖母マリアと形容してもシエスタには意味も分からないだろうが、あえてその称号を送りたい。なんなら伝説の剣をつけてやってもいい。
     シエスタはまたたく間にシチューを温めパンを焼き、卵をふんわりと皿に盛ってみせた。
     その料理がまたおいしくて、三ツ星をさしあげたくなるほどだ。たとえ残りものの温めなおしでもシエスタが手づから渡してくれた料理が宮廷料理に化けないはずはなく、ことにパンなどアルファ化したばかりのでんぷん質がえもいわれぬ甘みを醸し出して香り高い。もしも最後の晩餐が許されるのなら才人は間違いなくこの日のメニューを指定するに違いない。もちろんシエスタの給仕つきなら、たとえ明日にだって処刑されても幸せだったと叫べるほどだ。
     と、いうようなことを大仰な身振りつきで説明した才人に、シエスタは顔をぽっと赤らめた。
    「褒めすぎです、才人さん」
    「それだけおいしかったんだよ。ありがとう、ごちそうさま」
     からん、とスプーンを放った才人に。
    「あーあ、食べちゃいましたね」
     シエスタはいたずらっぽく瞳を光らせる。
    「お代は金貨で一万です♪」
    「ええっ、そんなに?」
    「でも、才人さんだけ特別に、あとちょっとだけお話してくれたら、許します」
     そのセリフに、才人はまた泣けてきた。
     シエスタは才人の膝の間に座ると、ちょこんと舌を出した。
    「ご褒美、ください。えへへ……」
    「シエスタ……」
     思わず悶絶しそうなほどけなげで愛らしいシエスタである。
    才人は彼女を、せなかからそっと抱きしめてやった。
    「……才人さん……」
    「うん?」
    「……香水のにおいがする」
     シエスタは抑揚のない声で言った。
     心臓が止まるかと思った。
    「あ、いや! これは! る、るるるルイズの部屋の、イタズラでちょっと、ちょっとしゅっと」
    「うそ! さっきミス・ヴァリエールと会いました! 才人さんがどこかに消えたって!」
    「だだだ、だから厨房に来ようと思って」
     有無を言わせぬ迫力というのだろうか。
    「女の人のところに、いたんですね?」
    「……はい……」
     言い訳するにも忍びなくて、才人はうなだれた。
     シエスタはくにゃっと、泣き顔になった。
    「なんで……? わたしには、何にもしてくれないのに……その女の人、好きなんですか?」
    「ち、違うんだシエスタ、これはその、事故のような」
    「事故でもなんでも!」
     シエスタはなじる。
    「……どうして、その人はよくて、わたしは……わ、わたし、わたしだって、事故でいいのに……ひっく」
     シエスタは伝家の宝刀、『泣く』コマンドを実行した。
     さいとは おどろきすくみあがって うごけない!
     見ているこっちの胸が痛くなるほど、ビー玉のような目だまから、はらはらと涙をこぼしている。
     シエスタは涙を拭くのも忘れ、きっ、となって才人を睨むと、うろたえて見当違いにシエスタの背中をさすっている才人に向かって、強引に首をねじり、口づけた。
     どうしてこれを拒めただろう。
     才人は目を閉じることもなく、シエスタのうすくそばかすの浮いた鼻先を見つめていた。
     シエスタが才人の唇をねだってさらに体をねじった。
    「はむっ……んん……」
     シエスタの唇のやわらかさが、昨日のできごとをフィードバックさせる。舌をちろりとすきまに差し挟んで、かわいらしくなめなめするシエスタに、うっかり下半身を舐められているような錯覚を起こして、才人は無意識に腰を引いた。
     シエスタは、めざとく、それに気づいた。
     才人の腰に手を回し、もう片方で、かちゃかちゃっと、昨日やって要領を掴んだのか、軽くズボンを解いてしまった。
    「ん……ん……っ」
     気にして身じろぎしようとする才人を、深い口づけで捉えたまま、シエスタは硬い部分に手を重ねた。
     布ごしに、シエスタはさすった。
    微妙な刺激をくわえられて、うっかり目を眩ませた才人の舌を受け入れながら、シエスタはさらに圧迫を強くして、てのひらをたてに曲げ、しっかり掴みあげると、上下に揺り動かし始めた。
     才人がとまどい、驚いてからだを離そうとすると、シエスタはすばやくその手を引いて、自分のスカートの中に回させる。
     はじめて触るナマのからだが冷えた指先に心地よくて、才人はおずおずと、それでもしっかりシエスタのからだの感触を楽しみ始める。
    「ん……っ」
     シエスタの腰がみだらにくねる。
     期待のあまりにたまらなくなったらしく、才人のものをしごきあげながら、シエスタは、黒檀のように艶光る瞳を官能の色であやしく染めて、才人の首筋にちゅっと吸いついた。
     才人はなんだか、甘酸っぱいときめきがこみ上げてくるのを止められなかった。
     シエスタけなげ。かわいすぎる。
     だからこそ、こんな娘を傷つけるわけにはいかない。
     才人はぼんやりと、昨日のルイズの言葉を思い出していた。
     ――本当に好きなら、わたしに痛い思いなんか。
     このことを言っていたんだろうか。
     ルイズはよくても、シエスタには気後れする。
     シエスタならたぶん、才人がどんなにひどいことをしても、最後にはにっこり笑って許すだろう。
     それが才人には忍びない。
     シエスタがぎこちない手つきでなでるさするを繰り返し、才人の情欲を駆り立てる。
     安定しない不規則なしごき方がまたもどかしく切なくて、シエスタがいっそういとおしく思えてくる。
    才人はシエスタのふくよかなおしりに手をかけた。
    「きゃ……はぅ……」
     びっくりしたシエスタが、ほとんど押しつぶすようにして才人のからだに密着をする。
    「あ……ごめんなさい」
     とまどい手を止めるシエスタのてのひらに、才人は自分のてのひらも重ねた。導くように動かしてやると、シエスタはこわごわ目を見開いて、そこをじっと注視した。
    「どういう風に、するんですか」
    「こう、かな」
     才人はいくぶんゆっくりめに摩擦しながら、自分のものというよりも、シエスタの指にこそ積極的に自分の指をからめてみせる。
     シエスタが目に見えて緊張の度合いを強めるのが分かる。好きな男につよく手を握られて、敏感な部分に押し付けられていることが、恥ずかしさを強めるらしい。
    「さ、才人さん、すごい」
     うわずった声でシエスタが言う。言い方からして、才人の興奮を絶妙にくすぐり、ふるう。
     手を離して、才人はシエスタの膝の裏を持ちあげた。黒いスカートがふとももを外枠に、台形を形作る。ぶわり、と広がるスカートに阻まれて、シエスタが手を離す。才人に背中を包み込まれて、おどおどを強くする。
    「ひゃん!」
     さらけ出す、秘密の部分。才人からは見えないが、まともに風のあおりを受けかねないほど、無防備な姿だ。
     才人はシエスタのうなじを舌で舐めあげた。ぞくぞくっ、とシエスタが身を震わせる。シエスタの髪は甘い匂いがした。ぴちゃりと音を立ててなおも首の骨のおうとつをこつこつと舐めながら、才人は下着ごと、ズボンを膝下まで一気に下げた。
     白いおしりが見えてしまうまでスカートをまくりあげ、シエスタの股の間を指でなぜる。ひときわしとどに濡れている部分がある――見えないながらも、手探りでゆっくり、形を追っていく。割れ目の先端から、肉のひだがゆるやかに分かたれ、花弁のような柔らかい肉を揉んで、奥の方へ。
     くち、と、あえかな抵抗があった。
     シエスタの背中を曲げ、おしりを持ち上げて才人の膝のうえに乗せる。入れれば入る、繋がれる体勢だ。
     不安定な姿勢を強いておきながら、なお才人には決心がつかない。
    「しない、んですか?」
     シエスタが悲しげに聞いてくる。
    「わたし、才人さんが最初の相手なら、その――」
     才人はふたたびシエスタの腰を持ち上げて、横に座らせた。その膝を開かせて、さらに半回転させ、自分の真正面に座らせる。
     シエスタの、素朴でまっすぐなまなざしがあった。
     頬には大粒の涙のすじがたくさん残っており、まぶたがぷくっと腫れている。
     才人はまだ決めかねている。
    「おいや、ですか?」
    「違う……ちがうよシエスタ、……ごめん」
     才人はどうにかして言い逃れできないかと、そればかり考えている。
     そんな才人のしどろもどろを、シエスタは恋する乙女の過敏さで、嗅ぎつけた。
    「――してくれないなら」
     シエスタはむむう、と不機嫌そうに口をとがらせると、椅子の上に膝を立てて座りなおした。おどけてスカートの端をつまみ、ふぁさり、と黒いスカートで才人の下半身を覆ってしまう。
    「わたしが才人さんのこと、う、奪っちゃいますから」
    「な、なにを!」
     奪っちゃうって! 奪っちゃうと、きたもんだ!
     女の子にそんなセリフを言わせた奴なんて、世界広しと言えどもそうはいまい。
     シエスタは才人の黒髪にキスをして、その頭を抱きながら、後ろ手に才人の鈴口を自分のひだに当ててやる。
     ほんのすこし触れ合わせただけの、その熱い感触に目も眩む。才人はわけのわからない危機感と興奮で、図らずもいきり立ってしまっていた。
     シエスタは一息に、膝を崩して、才人のものを飲み込む、つもりだった。
    「いっ――つ、うぅン……ッ」
     思いのほか、苦戦しているようだ。
    少しずつシエスタの体が沈んでいく。
    合わせて才人の先端が、身が沈むにつれ、何かによってきつく締め付けられていく。ゴムを重ねて被せようとすれば、この感触に似るだろうか。
    「えへ……入っちゃいました。ちょっとだけですけど」
     不慣れな手つきで後ろから結合部をまさぐりながら、シエスタ。見てみたくとも、スカートが被さっている。
     才人はふらふらと誘われるままにスカートをまくりあげた。才人のモノの、ちょうどかさの張った部分だけが、シエスタの下腹部に飲み込まれていた。
    「いやぁん……サイトさんのエッチ……」
    「ご、ごめん……でも、すごい、シエスタ……」
     明るい日の下で見る女性器は、いつかネットで見たのと似てはいたが、自分のものが半分埋まって中途半端にこじあけられている陰唇の柔らかさヤラシさは未知のゾーンだった。
    「は、ふ……んん……うくっ……はあっ……」
     シエスタは悩ましげに眉をひそめて才人にすがりつき、続きを敢行する。かわいい涙ぐましいシエスタを、どうして才人が止められただろう。やわらかな体を抱きとめて、才人はシエスタにキスをする。
    「んっ……」
    「い、痛い? シエスタ」
    「んんっ……だいじょぶ、です……」
     シエスタはけなげに笑うと、メイド服の腰をくねらせて、動こうとした。腰元のエプロンリボンがなやましく風をはらんでたなびき、たくしあげたスカートのしたで桃色の肉がぷちゅぷちゅと泡を立てる。そこを、才人のものが硬くまっすぐ出入りした。
     きついのに、とろけるような柔らかさだった。腰元からぞくぞくぞくっと快感がせりあがり、一瞬目の前が完全に暗くなる。天にも昇るような感覚はそのまま口から垂れ流された。
    「う……お……おおおお……!」
     興奮ボルテージ急上昇の雄たけびを聞いて、シエスタがくすっと笑う。慈しむような色さえたたえた恍惚の笑みを才人に向けて、なおも腰をぎこちなく揺らす。ちゅぱあっ、ちゅくっ、くちゅっ、と桃色の割れ目が甘い抵抗を示しながら才人のものを飲み、吐き、また深くまで飲んでいく。
     もっと深くまで入れたくて、才人はシエスタのやわらかなおしりをつかんで、引いた。椅子の上で、からだを限界まで寝かせ、シエスタの上半身をこちらへ寄せる。
    ず、ずず、と少しずつ密着の度合いが高まり、やがてずるりと抵抗が抜け、才人のものが奥へもぐった。
     瞬間、今までとは比較にならない官能が背筋をかけた。
    「はんン! あぁ……奥ぅ……入ってます……」
     シエスタがとぎれとぎれに甘い声をあげる。
    「シエスタ、ああ、シエスタ、すっげー気持ちいい」
     突きたかった。もうそれしか考えられなかった。下からシエスタの身体をがくがくとゆすぶり、自分の赤黒くふくれたものがシエスタのピンクのひだをいっぱいにめくれあがらせながら出入りするところをあまさず見つめる。真上に小さな珠を頂いたシエスタの性器がくっぱりと割り開かれ、そこをじゅぽじゅぽと勢いよく自分の性器が蹂躙している。激しいリズムにくにくにと形を変えながら、透明な汁があわを立てて流れていた。
    「ああっ、サイトさん、奥がっ、奥がごりってしますぅ!
     すごいの、いっぱい出入りしてるのっ」
    「いいよ、気持ちいいよ、シエスタ、さいこう」
     シエスタのおしりが気持ちいい。あったかくってやわらかくってずっと揉んでいたくなる。からだをゆらすたびに糊付けしたリネンと焚いたオーブンのいいにおいがして下半身はとろけそう。
     才人はすでに限界を迎えつつあった。昨日の夜たっぷり抜いてもらったのにもかかわらず、獣欲が限界ゲージマックスを振りちぎってリミットブレイクを待っていた。
    いまにも虹色に光りそうなゲージバーにブレーキをかけて才人は止まる。
    「あっ、あぁっ、……ん、ふぇ?」
     きゅうに減速をかけた才人をいぶかり、シエスタが顔をあげる。才人をふしぎそうに覗き込んで、続きをねだるように腰を揺らした。
    「お、おおおおぉ……」
     その甘酸っぱすぎる刺激に才人は恍惚のため息をついた。一度意識した絶頂が、それだけで破裂しそうなほど急速に近づいてくる。
     ブレーキを限界まで踏み抜いて、才人はなんとかとどまった。それからスカートをシエスタの唇にはさませ、くわえさせる。自由になった自分の手を、シエスタと自分の身体の間にもぐりこませ、シエスタの茂みに指をからませた。
    「……しゃいとしゃん? う、……ふぅんっ!」
     困惑はすぐに官能のあえぎに変わった。
    「シエスタ……シエスタも気持ちよくなって?」
     くっぱりと口をあけた肉のひだのてっぺんに、赤く充血したあずきのような粒がある。そこをそっと指でなでると、シエスタは腰を浮かすほどのけぞった。
    「くぅ、くふぅん……、ひもち、いいれす……うぅっ……うくぅっ……♪」
     シエスタが背をのけぞって、たっぷりとした胸をさらす。たゆん、とメイド服ごと揺れて、ブラウスのしたの重たく実ったおっぱいを想像させた。才人は脳裏ではじけたシエスタの生おっぱいの光景に悶絶する。
    「んうぅ……いいれす……しゃいとしゃぁん……♪」
     ぬらぬらと指を動かしながら、才人はもう片方の手をシエスタの胸元に差し込んだ。ブラウスのボタンを外そうと苦心する手に、シエスタの手が重なる。
     彼女はにっこり微笑むと、自らぷちりぷちりとボタンを外していった。そしてそっとブラウスをひらく。
     ふるり、と胸が窮屈さから開放されて、跳ねた。
     もっちりと大きな胸は、日本人風のクリーム色の肌をしていた。そのてっぺんにトッピングされたイチゴが目にもあざやかに赤くいろづいており、いままさに小鳥のついばみをまつかのようにサイトの顔のまえでふるふるとゆれている。
     才人は吸い付いた。
    「ひゃあぁぁん! うぅーっ、ふぅーっ……♪」
     シエスタも悶絶していた。乳首とクリトリスを同時に攻められて、さらに吸われるのは初めてだったのか、スカートをくわえた唇で、はふはふと『こんなのはじめてぇ……♪』といったようなことを発音した。
    「らめぇ、いっちゃ、うぅ……あぅぅぅ……っ!」
    さりげなく胸をはさんで強調した谷間が、ふるふる、ふるふる、と形を変える。腕の制御がきかなくなって、シエスタは小刻みに震えていた。
    「シエスタ、おれももう、いきそう」
     才人はぐりぐりと腰を使いながら音をあげる。
    「すげえいい、最高、なんだこれ」
     意識は下半身に集中していた。腰を割って直接麻薬を流し込まれているような快美感で尻からしたがぐずぐずだった。じゅぽじゅぽじゅぽ、とあたたかく濡れたシエスタの肉がひきつれてはからみつく。ひどい快感で目の前が遠くなったり近くなったりした。
    「いいれす、いってくらひゃい、しゃいとしゃ、ああっ、あああーっ……♪」
    「いくよ、シエスタ、いくよっ……!」
     びゅく、びゅる、びゅるるーっ……!
     きもちよさのクライマックスで才人のものがとうとう射精した。だくだくっ、とシエスタの中に容赦なく放出し、
    「あっ♪ ああっ♪ 出てりゅ、出て、ああぁぁーっ……♪」
     シエスタの感極まった声を聞きながら、才人はぐったりと椅子の背にもたれかかった。

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    Date:2008/12/17
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    Thema:二次創作:小説
    Janre:小説・文学

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