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<title>あのラノベの同人小説あります</title>
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<description>人気ライトノベルの二次小説を中心に書いてます。ジャンルは萌エロ。</description>
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<title>ＺＥＲＯのつかいま十四　王宮陰謀劇Ⅶ</title>
<description> ＺＥＲＯのつかいま十三　王宮陰謀劇Ⅵ　へ飛ぶ※書きかけです「もう……いやぁ……」　テファニアの泣き声がする。叫ぶほどの体力はもうないようだった。ただ愚痴をこぼすようにちいさなつぶやきをもらし、ショクシュが身体を這うに任せている。　その光景を、才人はただ黙って眺めているしかない。（どうにかして助け出さないと……）　見た限りでは、屋外、という様子でもない。　箱庭、という印象を受ける。　ヒントが少なすぎて、手の
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<![CDATA[ ＺＥＲＯのつかいま十三　王宮陰謀劇Ⅵ　へ飛ぶ<br /><br />※書きかけです<br /><br />「もう……いやぁ……」<br />　テファニアの泣き声がする。叫ぶほどの体力はもうないようだった。ただ愚痴をこぼすようにちいさなつぶやきをもらし、ショクシュが身体を這うに任せている。<br />　その光景を、才人はただ黙って眺めているしかない。<br />（どうにかして助け出さないと……）<br />　見た限りでは、屋外、という様子でもない。<br />　箱庭、という印象を受ける。<br />　ヒントが少なすぎて、手の打ちようがない。<br />　唯一の手がかりといえば……<br />（ルイズ）<br />　三日我慢すれば許す、と言っていた。つまり、もう二日待てば、彼女がやってくるはずなのだ。<br /><br />*****<br /><br />　ショクシュは一本が子どもの手首ほどもある。数本ずつ一組になり、テファニアの身体を上から順になぶっていた。とがった耳をぬらぬらのショクシュが触れるか触れないかの位置でつつきまわすと、テファニアはふるえる唇で息を吐いた。<br />「ん……はぁっ……」<br />　逃れようとしてとっさに首をかたむけると、もう片方の耳にもショクシュが延びた。ぐちゅり、という接着音もなまなましく、テファニアの長くて薄い耳朶をまるのみにしてく。<br />「んっ！　やぁ、音、だめぇ……響くの、響くからぁ……」<br />　大きな音が苦手なテファニアにはたまらない。卑猥な音をたてながら、ショクシュは耳全体をたんねんにしごいていく。<br />　ぐちゅ……ちゅうっ……<br />「ん、んんんぅ……！」<br />　酔ったようにとろんと唇をひらいた瞬間、そこにもショクシュが延びてきた。<br />「ん……ぐぅっ……」<br />　唇を大きく割ってショクシュが舌に絡み付いてきた。ショクシュ全体をじっとりと濡らしている粘液の甘ったるい味がし、乱暴に舌をこねまわされるたびに、視界が遠くなったり近くなったりを繰り返す。<br />　粘液自体に何かの効果があるのか、それを５分も続けられると、テファニアは身体が熱くなってきた。おなかの奥のほうがどろどろに溶かされてしまったようになって、ショクシュに唇を吸われるのが嫌ではなくなり、気がつくと、自分からもとめて舌を一生懸命動かし、ショクシュをきつくしゃぶっていた。<br />「う……んん……ちゅうっ……」<br />　何も考えられなくなっていた。ショクシュが首筋をいきつもどりつしながらそろそろと鎖骨の下あたりに手を伸ばしていくのにも何も感じなかった。しゅるり、と胸の片方にとぐろを巻いたショクシュが、先端で乳首をいじり出す頃には、もう甘い声が漏れていた。<br />「あッ……くふゥん……」<br />　ショクシュはすりこぎのような先端をつかって豆のように硬くなった乳首をすりつぶすようにゆるりゆるりと円を描き、何度も何度も何度もその動きをくりかえす。テファニアが音をあげるまで、十分でも二十分でもそうして胸をいじくりまわす。<br />「んんっ……！　はぁんっ……あ……あぁんっ……」<br />　息を乱してしまった後は、ショクシュが胸を強調するようにぐうっと両側からしばりあげ、その谷間を執拗に這いずり回った。<br />　溺れるような快楽だった。<br />（抜け出さ……なくちゃっ……）<br />　気を引き締めようと奥歯をかみ締めて、テファニアはショクシュを口の中から吐き出した。<br />「ぐっ……えほっ……けふっ……」<br />　ショクシュがへそのまわりをぐるぐるをなでまわしている。びく、と身体が反応するが、こらえてテファニアは四肢に力を入れた。<br />　立ち上がろうとして四つんばいになった手に足に、無数のショクシュが絡みつく。足をとられて地べたにふしてしまいそうになる。<br />（このまま……じゃ……ダメ）<br />　魔法が使えれば、とこんなに思ったことはない。テファニアに使えるのは忘却、それのみだ。<br />　ぎぎぎ、と重たい動作で、身体が少しだけ前に進んだ。ひどく時間をかけて、片腕を前に出す。できたら、次を、同じだけの時間をかけて前に進める。<br />　亀のような歩みで、石でならされた道を進んでいく。<br /><br /><br />（テファニア……）<br />　才人にも、その光景は見えていた。テファニアが、裸の肩を大きく揺り動かしながら、少しずつ前に進んでいる。<br />「きゃ……っ！」<br />　ショクシュに引きずられ、テファニアの身体が下がった。が、すぐに身体を起こし、歯を食いしばって匍匐前進していく。<br />「くそ……抜け道ぐらいどっかにないのかよ……」<br />　鉄柵は何時間も叩いたり引いたりしてみたが、びくともしなかった。<br />　鉄サビが手のひらにささり、すえた匂いが鼻をつく。<br /><br /><br />「誰かあーっ！」<br />　声の限りに叫んだ。後から後からショクシュはまとわりついてきて、テファニアの身体を好き勝手にまさぐろうとする。<br />「誰か！　助けてぇーっ！」<br />　ほんの十メートル先には、すりガラスで出来た壁が、ドアが見えている。そこまでたどりつければいい。あるいは、誰かが出てくればいい。『人』なら、忘却の魔法でどうにかできる。だから、とにかく、誰かを呼ばないと。<br />「誰か、誰か、誰かぁっ！　ルイズ……、シエスタ、才人ぉっ！　お願い、誰か、助けてっ！」<br /><br />「閉じ込められてるのっ！　高い塔の上なの！　ドアも階段もない高い塔なの！　もう一週間も……真っ黒いマスクをした人が突然今日来て、竜にわたしを乗せて、ここまで連れてきたのーっ！　お城のすぐそばにある、大きなお屋敷！　翡翠の園っ……！」<br /><br />　その時、急にドアが開いた。<br /><br /><br />「『翡翠の園』……」<br />　しかも、城のすぐそばだと言うじゃないか。<br />「姫さまに連絡さえ取れればっ……！」<br />　何かあるはずだ、と思いながら、改めて部屋を見渡す。水差しがひとつと、ベッドと、ぼろぼろの毛布。<br />「ガンダールヴの力なら……」<br />　才人は水差しを手に取ると、床にたたきつけた。<br />　濡れた破片に毛布をまきつけ、きつく握りしめる。<br />（これだって武器に違いない）<br />　通常、陶器の破片で鉄を砕くことはできない。でも、ガンダールヴが力を貸せば、錆だらけのデルフリンガーでさえ、鉄や岩を切り崩す。<br />　百メートル先の的を狙うときよりも慎重に、切っ先を鉄柵の錠に当てる。<br />「――ここだぁっ！」<br /><br />*****<br /><br />「誰だ？」<br />「助けてくださいっ！」<br />　テファニアは一も二もなく叫んだ。<br /><br /> ]]>
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<dc:subject>ゼロの使い魔（小説）</dc:subject>
<dc:date>2009-11-19T03:04:18+09:00</dc:date>
<dc:creator>kumasan1</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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<title>ＺＥＲＯのつかいま十三　王宮陰謀劇　Ⅵ</title>
<description> ＺＥＲＯのつかいま十二　王宮陰謀劇　Ⅴ　へ飛ぶ　テファニアはすっきりしない頭を抱えて、無理やりに身体を起こした。清潔なシーツとかけぶとんに包まって、輝くような朝日を浴びているのにも関わらず、テファニアの体は砂のように重かった。抽象的な夢を見ていた。甘いような切ないような感覚にずっと身体を焼かれ続ける夢だ。太くて長い何か象徴的なものが体中をまさぐるのだが、それが何か具体的に思い出そうとすると、頭が痛
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<![CDATA[ <a href="http://moerodojin.blog90.fc2.com/blog-entry-77.html" target="_blank" title="王宮陰謀劇　Ⅴ　へ飛ぶ">ＺＥＲＯのつかいま十二　王宮陰謀劇　Ⅴ　へ飛ぶ</a><br /><br />　テファニアはすっきりしない頭を抱えて、無理やりに身体を起こした。清潔なシーツとかけぶとんに包まって、輝くような朝日を浴びているのにも関わらず、テファニアの体は砂のように重かった。<br />抽象的な夢を見ていた。甘いような切ないような感覚にずっと身体を焼かれ続ける夢だ。太くて長い何か象徴的なものが体中をまさぐるのだが、それが何か具体的に思い出そうとすると、頭が痛んだ。<br />「はぁ……」<br />　慣れない環境のせいかもしれない。<br />　テファニアは改めて部屋の中を見渡す。<br />　そこは貴族の部屋そのものだった。裸足で歩けるほど柔らかくて気持ちいい絨毯に、色鮮やかな壁紙。水差しもその水上に浮かべられた花弁も、朝一番に取り替えられたものに違いなかった。<br />　そして朝食。焼きたてのパンに絞りたてのミルク。そこにたまごかウィンナーが食べきれないほどついてくる。<br />　時間になると突然卓上に食事が現れ、そしてまた消えていくのだった。<br />　窓を開けて空気を入れ替える。そこは高い塔の最上階で、はるか下には庭の剪定をする男やシーツを干す女が豆粒のようになって動いていた。<br />　いい天気だった。<br />「お散歩したいなあ……」<br />　そう思っても、ここには扉がない。<br />　自分がどうやってここに来たのかも、テファニアには分からなかった。<br />　ある朝起きたら、この妙な部屋にいた。何をするでもなく閉じ込められたままの生活をかれこれ一週間も続けている。<br />　何もしない状態というのはそれはそれで苦痛なものだ。身体が妙に重たいのも、そのせいだとテファニアは思っている。<br />　そして、朝起きたあとはいつも全身が火照っていた。<br />　ぬるり、と下腹部に違和感を覚える。確かめなくても分かる。濡れている。<br />　思わず振った髪からは、洗い立ての香りがした。風呂はついていないのに、毎朝目が覚めると体中ぴかぴかになっている。<br />　誰かが自分の身体に触れている――そう考えるだけで、テファニアは鳥肌が立った。考えないようにしているが、身体がうずく理由は、ひょっとしたら――<br />　思わずテファニアは自分の身体を確かめる。へその下に指を這わせて、濡れて敏感になった部分をこじあけると、その中へ浅く指を入れてみる。<br />「んっ……」<br />　くりゅ、くりゅ、と、触っただけですごい快感だった。いくらもいかないうちに指はつきあたってしまい、奥のほうがうずいた。<br />　もっと奥まで指を入れろと本能が言っているが、膜がそれを拒んでいた。無理に通そうとすると鋭い痛みが走った。<br />「んんっ……」<br />　指は無意識のうちに豆へと伸びる。すでに体液にまみれたそこは、ほんの数回いじっただけで限界がきた。<br />　何度か大きく痺れたように身体をひきつらせた。<br />　乾いた砂漠に快楽の水がしみこむと、いつも猛烈な眠気に襲われる。<br />　そのままもう一度眠ってしまうのが、ここに来てからの習慣になっていた。<br />　<br />*****<br /><br />　アンリエッタはあらかじめ用意された台詞を粛々と読みあげながら、心は全く別のところに飛んでいた。<br />　長テーブルを八角に組んだ会議室で、議題は滞りなく進められていく。戦後処理として近く戦勝国会議が行われること。ガリアへの特使として、例外的にヴァリエール家を立てること。戦争特需による好景気を利用して、商人たちへの締め付けを一段強くすること。<br />　各貴族への戦勝による褒章分割の段になって、会議はようやく動いた。<br />　アンリエッタの裁可は、異例中の異例だったからだ。<br />「残りはすべて、徴兵に苦しんだ民へ分配するものとします」<br />「陛下――！」<br />「恐れながら、陛下。民への采配は諸侯の仕事であるからして――」<br />「ええ。一度、諸侯へ分け与えるのが筋というものですわね」<br />　アンリエッタは首肯して、<br />「諸侯への分配からさらに民へいきわたるまでの時間が惜しいのです。特別にこの宮廷より各町村へ使いを出し、損害の大きい地域から順に国庫を開いてまいりますわ」<br />「女王陛下。そのほうがよほど時間の無駄というものです」<br />　その領土のことは領主が一番よく知っているものだと、臣が口をそろえて言う。それをすべて聞き終えて、アンリエッタは口を開いた。<br />「あなたがたの尽力には感謝していますわ。こたびの聖戦、何も得るものがなく、ただただ人が傷つき、鉄と金貨を浪費したようなもの。だからこそ、地検と履修をすべて王宮が行おうというのです。諸侯におかれましては、ごゆるりと疲れをいやしていただきますよう」<br />「地検を――」<br />　地方領主の全員が青ざめる。<br />「マザリーニ。ちょうどよい機会です。戦争による死者をあまねく悼むためにも、人口と各戸の税収をすべて調べなさい」<br />「かしこまりました。女王陛下」<br />「お、お待ちください！」<br />「何でしょうか」<br />　女王陛下は典雅なふるまいで首をかしげる。<br />「つまり陛下は、私どもの采配をまったく信用してくださらないということか」<br />　王宮の先導で地検を行うということは、税収のごまかしなどがすべてバレてしまうということだ。<br />　叩けば埃の出てくる領主は少なくない。しかし、ある程度は目をつぶるのが、王宮にとっても地方貴族にとっても利益をもたらすことぐらい、少し考えればわかるものだ。<br />「まあ、そんな。わたくしそんなつもりではありませんでしたわ」<br />　アンリエッタは楽しげだ。<br />「では、諸侯にお任せしても構いませんか？」<br />「――しかし、地検となると、年内にも終了するかどうか」<br />「ではやはり、王宮が？」<br />　諸侯は互いの顔を見回す。どちらに転んでも、いいことはない。<br />「ふふ……ははははは！」<br />　大笑したのは、クシュリベート公爵だった。<br />「いいでしょう、陛下。私の領土のことは存分にお調べください」<br />　高位の公爵がそう言うのであれば、より下級の者たちは従わざるを得ない。<br />「しかし陛下、私どもの忠誠をお疑いになるような行為は、これっきりにしてもらいたい」<br />（来ましたわね）<br />　アンリエッタは緊張し、手にした羽根ペンを握る。<br />「疑うだなんて、そんな。わたくしなりに諸侯を労おうと考えましたのよ。そんな風におっしゃるだなんて……」<br />「陛下は少しお疲れのようだ。今日はこの辺にして、また明日決めようではありませんか」<br />（明日に持ち越せば、諸侯同士で結託することができますものね）<br />　女王は苦々しく思う。<br />　落ち込んだふりをしながら見渡すと、諸侯がほっとしたような顔をしていた。<br />　公爵は婚約が決まってからというもの、なにかと会議に口を挟むようになった。<br />　それも毎度、貴族の既得権益を守る方にまわり、貴族をかばいつづけている。<br />（やはりこの人は、トリステインをロマリアへ売ろうとしているのかしら）<br /><br />*****<br /><br />　マザリーニからの報告。<br />　屋敷の住人の大多数から魔力の反応を確認。<br />　また、半数以上が身元不明か嘘の出自を申し立てている。<br /><br />　報告書のインクを水で吸い取りながら、アンリエッタは考えていた。<br />　得体の知れない連中ばかりを集めて、何を企んでいるというのだろう。魔力反応が出たということは、とりもなおさず貴族で『武装』しているということだ。<br />　その中へ、一人で向かうのはさすがに気が引ける。<br />　しかし、宴の準備は整っている。<br />　今夜、アンリエッタは彼のもとへ単身乗り込んでいくのだ。<br />　名目上は婚約者の家での密会なのだから、護衛もろくにつけることができない。<br />（こんなとき、サイト様さえいてくだされば……）<br /><br />「陛下！　こちらにおいででしたか」<br />「アニエス」<br />　夕暮れが近づき、室内はほのぐらい。解散した会議室で一人書類をながめているアンリエッタに、アニエスは眉をひそめる。<br />「お忙しくなければ、急ぎお耳に入れたいことが」<br />「ああ、ええ。構いませんわ」<br />　笑みを見せながら、アンリエッタは半分以上上の空だった。本当は一人にして欲しかった。<br />　アニエスは失礼、と断るとアンリエッタへ身を乗り出した。<br />　唇が触れそうな距離まで寄られ、一瞬アニエスからピントが外れる。<br />「植物図鑑を押収しました」<br />　大きな声を立てかけた。それを手で制し、アニエスは異様な早口で次を口にした。<br />「マザリーニ卿の部屋です」<br />「そん――」<br />「声を出さないで！」<br />（そんなはずは！）<br />　飲み込んだ言葉を胸のうちで絶叫する。<br />（マザリーニ？　マザリーニが？　わたくしを裏切ったというの？）<br />　意識が茫洋として、足元がおぼつかない。気づけば、アニエスの腕で支えられていた。<br />「陛下、お気を確かに」<br />（ああ……そうだったわ）<br />　アンリエッタは苦い思いで一つの事実を飲み下す。<br />（マザリーニ卿は、もとよりロマリアの出……１０数年も前から、仕組まれていたのだわ！）<br /><br />*****<br /><br />　化粧を終えて、アンリエッタは鏡に対峙していた。<br />　ノックの音とともに入室してきたのは、マザリーニだった。<br />「さあ、陛下。迎えの馬車が到着いたしました」<br />「ありがとうございます。これで、すべてに決着がつきますわね」<br />「……陛下の望むとおりに行くとは、限りませんがね」<br />　皮肉げにつぶやくマザリーニ。<br />「そうでしょうか」<br />「そうですとも。陛下は急ぎすぎましたな、もっとゆっくりやるべきでした。<br />改革も結構ですが、まずは反平民派の貴族から取り込んでいくべきだったと――」<br />「クシュリベート公爵のように？」<br />「さよう。彼の政治手腕は決して悪いものではありません」<br />「……そう」<br />　アンリエッタはなんと答えたらよいのか分からなくなっていた。罵倒したいのか、泣きつきたいのか。以前、マザリーニは「お味方の少ない」アンリエッタを心配して、アンリエッタに結婚を勧めたこともある。<br />　結局は、今回の裏切りも、その裏返しなのかも知れない、と思い当たった。<br />　マザリーニにしてみれば、アンリエッタを思えばこそ、強引な手を使ってサイトと引き剥がし、クシュリベート公爵に嫁がせようとしたのかもしれない。<br />「マザリーニ」<br />　アンリエッタは万感の思いでつぶやく。<br />「……ありがとう」<br />　マザリーニは豆鉄砲を食らったように動きを止めた。が、震える声を圧して言う。<br />「さあ。時間ですぞ」<br /><br />*****<br /><br />　出迎えは公爵本人だった。まさかいきなり寝室に通されるとは思わなかったが、人目をはばかるにはここが一番ではある。<br />　アンリエッタは丁寧にお辞儀をした。夫を迎える女性だけがする、特別な辞儀だ。真っ白な綿のドレスを翻し、ぴたりと３秒頭をとめる。<br />「君の方から会いたいと言ってくれるなんてね」<br />　公爵は笑顔だ。アンリエッタの手紙を指で弾くと、文面を読みあげる。<br />「『公爵はとても珍しい植物をお育てになっていると伺いましたわ。わたくしにもぜひいちど見せてくださいませんこと。堅苦しいのは嫌ですから、できれば、二人きりで』」<br />　公爵は笑みをさらに深め、室内のボトルキープに手をやった。<br />「君の英雄は一緒じゃないのかい？」<br />（自分で牢に入れるよう仕向けたくせに）<br />　アンリエッタは意味ありげに微笑みながら、ひとことだけ答えた。<br />「ロマリア教皇はお元気でいらっしゃいますか？」<br />　お前のたくらみなどお見通しだ、という意味を込めて、アンリエッタも胸を張る。<br />「……なるほど。僕は少し君を見くびっていたようだ」<br />　公爵は恭しくグラスをアンリエッタに差し出してきた。<br />　アンリエッタは受け取らず、戸口からも動かない。――いつでも逃げ出せるようにだ。<br />「てっきり、ただの恋する女性かと思っていた」<br />「その通りですわ。わたくしはただの女にございます。こうしてまいりましたのも、公爵と二人だけで『仲良く』したかったからですわ」<br />「ははっ！」<br />　公爵は不愉快そうに笑い、みごとな絨毯に唾を吐きかけた。<br />「やめてくれよ。僕は売女は好きじゃないんだ。吐き気がする」<br /><br />「……それが本音ですのね？」<br />「ああ、そうだよ。君が女王でなければ、結婚なんて冗談でもない」<br />「そうですか？　ならば結婚なんておやめになってはいかが。『女王』なんて肩書き、大したものではございませんわ」<br />「持つ者は持たざる者の心を知らず……ってね。君がおもちゃにしていいほど、軽いもんじゃないんだよ、玉座は」<br />「存じておりますわ」<br />　アンリエッタはややむっとして言い返す。<br />「あなたが子どもの癇癪でねだっていいものでもないこととて、重々承知しております」<br />　<br />「……いつ気づいたんだ？　マザリーニ卿に探らせていたが、君が僕のたくらみに気づいたという報告はなかった」<br />（マザリーニ……）<br />　やはり、最後にはアンリエッタの味方でいてくれたのだ。あの老人は。<br />「始めからですわ」<br />　アンリエッタは胸元にそっと手をかける。コルセットのすき間に、短剣を隠し持っていた。ドレスのペチコートの裏には拳銃も備えている。<br />「ロマリア教皇の狙いは、そもそもトリステインでもその王位でもありませぬ。<br />虚無の使い手、それのみです。では、ルイズの虚無はどうすれば手に入れられますか？<br />彼女の急所を押さえてしまえばよいのです。わたくしを殺すのは下策でしょう。教皇にとってみれば、わたくしなど取るに足りませぬ。なんとなれば、薬であやつることもできる。嫁に迎えることもできる。ガリア戦役のときですら、なんの手を下さずとも、わがトリステインの軍を教皇のほしいままになさっていたではありませんか。殺さずとも王位を手にする方法はいくらでもありました。<br />　最重要のルイズを差し置いて、なぜ敵はわたくしを暗殺することばかりに集中しているのですか？<br />　簡単です。敵は、わたくしさえ死ねば利するのです。<br />　死ねば自動的に王位が手に入るゆえに」<br />「３０点かな」<br />　クシュリベートは指を折って示してみせる。<br />「政治はそう一筋縄でいかない。君が死んで、国がざわつくのは私の本意ではないんだ。これでも僕は、トリステインを愛しているんだよ。あの暗殺騒ぎは君を殺すことが目的ではない――」<br />　にたり、と笑むクシュリベート。<br />「『君』と『剣』と『虚無』を三人バラバラに引き剥がすための小芝居さ」<br />（ハッタリだわ）<br />　アンリエッタは即断した。<br />（ルイズは大事な虚無だから、殺せるわけがない）<br />「おかしいと思わないか？　凡百の王などいくらでもいる。血の濃さは魔力の濃さの証左ではあるが、すぐれた人物だと保障するものではない」<br />「あなたのお父上のようにね」<br />「……なかなか辛らつな口を聞くね」<br />　クシュリベート公爵はゆっくりとワインのコルクにスクリューをねじ込んだ。きり、きり、と柔らかいコルクに鉄の螺旋が食い込んでいく。その音がはっきりと聞こえるくらい、アンリエッタの神経はとがっていた。<br />「虚無のことは聞いているよ。ヴァリエール家の令嬢は、君とずいぶん親しいのだそうだね？」<br />（まさか、わたくしを盾に取ろうというの？）<br />「君が僕に恭順を誓えば、彼女だって僕に従えられるだろう？」<br />　コルクが抜ける音が、軽快に鳴った。<br />「いい色だな……白い女王を僕の色に染めるとしたら、ちょうどこんな色がいいと思っていたんだ」<br />　かたむけたグラスの壁にしずかにワインを伝わらせ、注いでいく。<br /><br />「本当はね、こんな強攻策に出るつもりはなかったんだよ！」<br />　いいながら、彼は手にあるグラスを彼女にぶちまけてきた。<br />「きゃ……っ」<br />　白い木綿のドレスはぶどう酒を吸って赤黒く変色した。しずくが垂れるドレスの裾を指先で絞りながら、さすがのアンリエッタも彼をにらみつける。<br />「何をなさいます」<br />　ドレスを直すふりをしながら、指先で拳銃をさぐりあてた。<br />「君はさきほど僕の父上を侮辱した。だが、君と父上と、どれだけの違いがある？　国政を投げ打ち、色に溺れ、善意と下心の区別もつけられぬ暗愚を王に戴く国に未来などない。そのことは、先の大戦でも充分分かった。もう沢山だ、民草の悲鳴はこれ以上聞きたくない！」<br />「わたくしが王では不満ですか？」<br />「もちろん。君がヴァリエール家の令嬢の恋人を寝取ろうとしていたことも調べはついている。自分を裏切った親友と、その親友に手綱をつけてくれる男と、彼女は最終的にどちらと手を組むだろうね？」<br />「そういう……ことですか」<br />　自分でも、浅はかな行動に出たことは分かっている。それすら計算に入れてきていたのか。<br />「君にとっても悪いようにはしない。君が僕の子を産んでくれさえすれば、この世のものとも思えぬ快楽を保障しようじゃないか」<br />　言いながら、公爵は絨毯にボトルの残りをぶちまけた。赤い液体が蛇のように伸び、ぼこ、ぼこ、と奇怪な泡を立てる。<br />　恐ろしい速度で緑色のツタが伸びていき、緑色の螺旋がアンリエッタのドレスまで――ちょうどワインをこぼしたところまでたどり着いた。<br />「これは……ロマリアの植物……」<br />「驚いた。そんなことまで調べがついていたのか」<br />　クシュリベート公爵は見下したように空拍手を打ち、<br />「『ショクシュ』というんだよ。もとは『ニホン』という国のものでね。魔力を吸って爆発的に育ち、女の匂いに反応して蠕動する」<br />「きゃ――！」<br />　ぼこり、と盛り上がってきた極太のツルが、彼女の手首に巻きついた。ぬるり、と腕をすべりながら、ひじ、二の腕へ達していく。<br />「やっ、なに、いやぁっ！」<br />「このショクシュには面白い作用があるんだ――ひとつ、肌は傷つけずに服だけ溶かす」<br />「や……手袋が……ッ！」<br />ショクシュが這いまわったところが、ちょうどやきごてでも押し付けたかのようにぼろぼろと崩れ、焦げていく。熱さや痛みは不思議となかった。<br />「――ひとつ、女から魔力を吸い取り、成長する」<br />　ショクシュをとらえ、引きちぎろうとしてみたが、ロープのように頑丈だった。そのうえ迫るショクシュは一本ではない。１０本近いショクシュが、アンリエッタの体を徐々に拘束し、身動きをとれなくしていく。<br />「――ひとつ、魔力を限界まで搾り出すため、擬似的に性交状態を作り出す」<br /><br />*****<br /><br />　ショクシュに両手を絡め取られた。頭上でひとつにくくられ、露出したわきにショクシュがぬらぬらと這う。<br />「あ……いやぁっ！」<br />　スカートを溶かしながら、ショクシュが両足にからみついた。太ももとスネをがっちりと拘束され、立っていることが難しくなる。<br />　床に崩れるアンリエッタの胴体に、ショクシュが巻きついた。<br />「や……やぁっ！胸、胸はダメぇ！」<br />　ショクシュはアンリエッタの胸部をくるくると這い回ると、数秒もたたないうちに服を溶かしてしまった。ぬるっ！とショクシュがじかに肌に触れる感触がして、アンリエッタは総毛立つ。<br />　露出した胸をにやにやと見下ろしながら、公爵はサイドテーブルの椅子に腰をすえる。<br />「いい恰好だね、女王様。さすがに男をそそる体つきだ」<br />「そ、そんなこと……いやぁっ！」<br />　ショクシュが乳首を探り当てるまでいくらもなかった。ゼリー状の粘液を分泌する柔らかな茎で、丹念にそこをなぶっていく。<br />「や、あ、あぁっ……やめて、やめてくださいまし……」<br />　にちゃっ、にちゃあ……とショクシュがアンリエッタの胸を這いずり回る。官能的な甘い震えがぞくぞくとわきあがってくるのを、どうしても止められなかった。ショクシュが優しくはじき、からみ、つつくたびに体の芯が溶けていく。くら……、と一瞬視界もかすんだ。<br />「んっ……んんっ……いや、やめて……あ、はぁん……っ！」<br />「素直に楽しんでいいんだよ？　どうやら君の恋人もお楽しみのようだしね」<br />「わたくしの……？」<br />「見てごらん。君の恋人が裏切る姿を」<br /><br />クシュリベート公爵は火の石のようなものをとりだすと、それを壁にたたきつけた。<br />ぶつっ、と走査線が横に伸び、光が壁面を伝って、映像を形作っていく。<br /><br /><br />ＺＥＲＯのつかいま十四　ティファニアとアンリエッタ　へ続く<br /> ]]>
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<title>久しぶりに更新</title>
<description> しました。とうとうアンリエッタ編が６章まで行ってしまいましたしかしあれですね、エロハーレム小説にはストーリー性とか全く必要ありませんねむしろ邪魔というわけで次回適当に決着つけてテファニア編に入ります終わったらタバサ編大トリがルイズの予定ですルイズまでが長いなあ
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<![CDATA[ しました。<br />とうとうアンリエッタ編が６章まで行ってしまいました<br /><br />しかしあれですね、エロハーレム小説にはストーリー性とか全く必要ありませんね<br />むしろ邪魔<br /><br />というわけで次回適当に決着つけてテファニア編に入ります<br />終わったらタバサ編<br />大トリがルイズの予定です<br /><br />ルイズまでが長いなあ ]]>
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<title>仕事をやめることにしました</title>
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<title></title>
<description> ご覧のとおりアフィリエイトをしておりますが、借りてるサーバーも同じアフィをしているので広告まみれなサイトになっています。皆様よくご存知のとおり、うちのは１クリックでいくらいくらの仕組み。ちょっとずつ増えていくのが楽しみです。ある程度たまったら換金できるらしいのですが、このペースでいくと１０年後になりそう。
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<![CDATA[ ご覧のとおりアフィリエイトをしておりますが、<br />借りてるサーバーも同じアフィをしているので<br />広告まみれなサイトになっています。<br /><br />皆様よくご存知のとおり、うちのは１クリックでいくらいくらの仕組み。<br />ちょっとずつ増えていくのが楽しみです。<br /><br />ある程度たまったら換金できるらしいのですが、<br />このペースでいくと１０年後になりそう。 ]]>
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